しつけ教室

昔の原稿を引っ張り出して来ました。
たぶん、1999年頃の話。
めいとしつけ方教室へ通い初めて もう丸2年になろうとしています。 わたしは最近になって、ようやく 楽しく通うことができるようになりました。

初めの頃は 他の人、他の犬が気になって仕方なく
いつもおどおど、きょろきょろしていました。
おやつを使っても見向きもせず 
誰かが近づこうものなら 「う”〜」とうなり
あの犬が動いた!といっては 吠え続けました。

それらを矯正するために通っているのですが
あまりにもビクビクしているために
わたし自身もぐったりとしてしてしまいました。
口を押さえつけていたりもしました。
車を降りて 会場まで歩こうとしないめいを抱いて運んだこともあります。

モチベーションにおやつを使っていたのですが
見向きもせず、
先生に「もっと魅力あるおやつを」と言われたこともあります。
いつもレッスンどころでは ありませんでした。
何もできなくていい、ただ静かに見学出来たら、と願っていました。

そのためには 慣れること、と思って通い続けました。


「もっと めいを信頼して」
「構い過ぎ」「過保護」
わたしが 注意され続けている言葉です。
最近のめいは 教室の会場にもメンバーにも慣れてきたせいか
みんなと一緒のレッスンにも参加できるようになりました。
まだまだ 初めて会う人、犬には 吠えたりしますが
少しずつでも矯正したいと思っています。
めいが 他の犬たちと遊ぶとき
わたしも「犬のことは犬に任せて」と つぶやきながら 
手出し、口出しをしないようにしています。